ドキドキ☆弾丸みちのくツーリング
20日の金曜がやたら天気良くて何気なく予報を見たら土日は快晴。
これはもう行くっきゃknightって感じで金曜夜にせっせと準備。
3時半ぐらいに起きて出発する予定がなぜか1時ぐらいに起きた。
遠足前の小学生か俺は。
少しでも睡眠時間を稼ぐために寝ようと頑張るもどうにも眠れないため結局深夜2時に家を出た。
適当に走って国道7号へ出たらひたすら北上すること4時間、やっと新潟から脱出する。
その後もひたすら北上するがここで一つの勘違いが発覚した。
岩手は山形の隣だとばかり思っていた(痴呆)
普通に考えたら秋田の隣ですよねそうですよね。
秋田に入ったあたりでこのことに気が付き、心が死んでしまったので正直どのルートを通ったか覚えていない。
まあなんやかんやあって岩手に入った。
心は死んでいたがかろうじて東和ICから釜石自動車道に乗ったことは覚えている。
しかしながらここでも過酷な道のりが待っていた。
風がクソ強ェ!
もうビュンビュン吹いててZちゃんは勝手に車線変更してくれるし後からジモティーがすげえせっついてくるし日が差してきて汗かいてくるしトイレ行きたいしSAPAないしマヂ苦しい熱中症で死にそうだった。
命からがらに午後1時あたりでやっと道の駅 遠野風の丘へ到着。アハハ
驚くべきことに出発からここまでの写真が一切ない。
よっぽど死にそうだったんですね(笑)
ンでここで休憩しつつ観光地を物色。
遠野市立博物館やとおの物語の館などが駅周辺にあったので、そちらに行こうかと思ったけれどもちょっと離れた場所に遠野ふるさと村、その反対側にデンデラ野があったのでそっちに行くことへ。
15分ぐらい走って到着。
ここは正直ヤバかった。
かつて失ったものをもう一度取り戻したかのような感覚。
ガチのマジでなぜだかわからないけれど涙が出た。
なんでこんな写真撮ったんだろうか。わからん。
曲がり家、真田丸の撮影にも使われたらしい。
これだよ、こういうのを待ってたんだよ。
この藁人形の男根のメタファーと思われる部分には無数の小銭がねじ込まれていて痛そうだった(小学生並の感想)
真珠かな?
曲がり家の陰から除く桜がとても綺麗だった。
強風で散ったのかまだ満開じゃないのかわからなかったけれど満開だと引き込まれて帰ってこれなくなるんだなというのが”言葉”ではなく”心”で理解できた。
実はここから少し左にずれると配電盤やトラックが見えて一気に現実へ引き戻されるのだが多分帰ってこれなくなる人への配慮でしょうかね(適当)
一通り見て回り夜のデンデラ野にはまだ早いが向かうことにした。
のだが帰り道で面白そう場所を発見。福泉寺である。
時間はまああるし寄ることにしたのだがこれがいけなかった。
ここには大観音像というものが置かれているのだが堂に行くまで坂をめっちゃ上らないといけない。
寝不足の上ほぼ逝きかけた状態で登山は辛い。舗装されているとはいえ辛い。
大観音像は確かに見事なものだったけれど正直余韻に浸っている余裕などなかった。
上るのが大変なら下りるのも大変。もう死ぬ。
やっとの思いで駐車場へ戻るももうどこにも行く気が起きない。
正直デンデラ野を見て飯食って適当に風呂入って仮眠したら出発という予定だったのだけれどそれをする気力すらなかった。
写真も撮っていない。そんな元気があったらデンデラ野風呂コース行ってるわ。
ということで帰ることに。
死ぬほど強い風の中高速道路へ乗るもそこからがまた地獄
22時あたりからだいぶ冷え込んできて死ぬかと思った。
SAPAがあればそこへ寄りホット飲料で回復。
自販機だけで20本ぐらい買ったと思う、マジで。
どこかは忘れたけどフードコートの窓側カウンターだけ解放されてるSAがあったのでそこで休憩。マジ感謝。
あまりに過酷すぎてそこで一晩明かすことも考えたけれど、結局帰らなきゃいけないわけだし休憩したから行けんべというホーキングもびっくりの超理論により強行。
15時間かけてやっと帰宅。下道より高速のほうが時間かかるって…
約1000kmの弾丸強行軍だったけれどリベンジ欲がもう出てきている。
まあ今年はもう行かないだろうけどまた行こうと思う。
大型買ったらね。